ギャンブル依存症の治療の過程⑫沖縄編

沖縄についた僕ですが、なぜか沖縄の依存症の施設にいけば解決策はあると思っていました。


そして町の図書館などで施設を探していたのですが、見つかりませんでした。


なので交番にいって施設の場所を聞きました。


その際に身分を尋ねられて福岡の住所と親に電話がいきました。


親はその子の好きにさせてくださいといいました。


そして沖縄の施設の住所を何軒か調べてもらってメモをもらいました。


施設に行く途中に何度かスロットに行きそうだったのですがなんとか踏みとどまりました


そうして施設の書かれた住所に行くんですが二軒いって二軒とも人がいませんでした。


タクシーでいっていたので、市街からははずれて田舎にいたのですが、


その頃には精神状態もみるみるうちにおかしくなって、手持ちの頓服薬をのんでしのいでいました。


しかしどうもこうも行かなくなって近場のクリニックに行って救急車を頼みました。


そこの人がいうにはタクシーで行ったほうが早いとのことでタクシーを呼んでもらいなんとか乗り込みました。


病院についても意識はあるものの体は動かない状態で担架で運ばれました。


しばらくその病院で寝ていたのですが、僕が水筒を投げたりして暴れたりするので、


警備員が呼ばれて、近くの精神病院へ救急車で送られました。


救急車のなかでなにをおもったか僕は全裸になりました。


そして病院につくと全裸で病院の廊下を駆け回りました。


意識はおかしいことをしていると思っていたのですが、体が止まらないといった感じでした。


そしてそのまま精神病院の独房にいれられました。


持ち物もすべてとられ、あるのは丸い便器だけでした。


変なBGMもずっとながれて頭が狂いそうでした。


そんな中叫んだり、壁を蹴ったりして過ごしていました。


何日か病院で処方された薬をのんで少し落ち着いてきました。


やっと普通の状態に戻ってきたところで、福岡から母親が迎えに来てくれました。


それだけのために沖縄にきて交通費も二人で往復12万ぐらいかかりました。


そうやってなんとか沖縄の旅も終わりを迎えます。


まとめ

ギャンブル依存症克服体験談【まとめ】 - ギャンブル依存症克服、彰悟のブログ

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。