ギャンブル依存症の治療の過程⑪自助グループ編

6回目の入院は治療プログラムは受けずに、病院から自助グループへ行っていました。


いままでいっていた自助グループとは違い新しいところにいってみることにしました。


自助グループとは依存症当事者があつまりミーティングなどをする場所です。


新しく行ったグループの第一印象はなんかやばそうな雰囲気でした。


ここに通ったらなんか後戻りできないような感覚を持ちました。


案の定そこの自助グループの人には鼻から息をすって口から吐く黙想で神を感じろと言われました。


それでも僕は依存症からの解決を模索していたのでそこに通い続けました。


黙想も続けそこの自助グループに薬を飲んでいたら神は感じられないよと言われたので、


当時貼る型のシールの薬をつかってたのですが、それもやめてしまいました。


そして入院の空いた時間にはずっと黙想をしていました。


そのころから人間は2種類いるとか自分の親は本当の親ではないという妄想を抱えるようになってきました。


そして幻聴もきこえるようになりました。


当時はそれは幻聴とも思ってなくて、ただその聞こえる声を信じていました。


幻聴は自助グループの人と同じ声がしました。トイレの窓の隙間からそれは聞こえて


この病院から早く抜け出したほうがいいとのことでした。


病院の水にはアルコールが仕込んであると思っていたし、部屋は空気圧みたいなのを圧縮さえて


息をしづらくしてると思い込んでいました。


そうして病院から抜けるんだという幻聴を信じて僕は外出中に病院を抜け出ました。


そしていったん実家にかえったのですが、親は病院に戻りなさいと怒るので


ここじゃないと思って、僕は空港に行きました。


なんか直観で沖縄にいったら助かるとおもった僕は、急遽福岡から沖縄いきの飛行機をとり旅立ちます。。。続く


まとめ

ギャンブル依存症克服体験談【まとめ】 - ギャンブル依存症克服、彰悟のブログ

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。