ギャンブル依存症になるまで⑭ホスト編

そうやって新聞社を逃げ出した僕は、東京のネットカフェに逃げ込みました。そして有り金全部を当時はまっていたインターネットのポーカーにつぎ込みました。全額を負けた時は、この先生きていけないという恐怖でパニックになりました。診断こそされてないが、これが僕がパニックになった初めての体験でした。今ででも個室でヘッドフォンをした同じような状況になると気分が悪くなります。

そうしてまた仕事と住む場所を探さなくてはいけなくなった僕は、個室ビデオ屋の住み込みをしようと、新宿に行きました。途中で個室ビデオ屋は反社会的とつながっているところが多いとのネット記事をみて、断念しました。そして新宿で住むところと働き口を探した結果、近かった歌舞伎町のホストで働こうと思い、面接の電話をしてみました。

携帯電話の電池もぎりぎりでマクドナルドで充電をしながら面接の時間をまちました。そうして夜の1時ぐらいに電話がきて面接してもらえることになりました。面接時間までホストクラブの裏のたまり場みたいなとこでまってたんですけど、いままで僕の生活では見たこともないようなホストの兄ちゃんたちが出ては入ったりしていました。店内も少しみたが、そこはいままで体験したことのない高級感であふれていました。初めてパチンコ屋に行った感覚に少し似ていて非日常感があふれていました。

そっから社長がきて面接をしてくれてすぐ採用となりました。さっそく住む場所に連れてってくれたんですが、相部屋ということで先に住んでいるホストと一緒の部屋ということになりました。入った時先に住んでいるホストは鏡をみてなにかをしていましたが、その顔をみたらいままでにみたことないぐらいの整った顔でした。このホストのエル(仮名)は大阪から来た経験者ホストでした。そんなこんなでホスト生活が始まるのだが、どんな生活になるかはまったく創造できませんでした。。。続く

まとめ

ギャンブル依存症克服体験談【まとめ】 - ギャンブル依存症克服、彰悟のブログ

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。