じぇんにん

ネットをみてたら汚い人ばっかだなと思った

 

自分の心が綺麗だから世の中生きづらいのかなとか思ったりもした

 

なんでこんな汚い人ばかりの世の中なんだと苦しんだ

 

でもそれは、自分は良い人間だと思っていたからかもしれない

 

良い生き方をすれば良いことが返ってくると信じていたからかもしれない

 

当たり前のことだが人間は食べるために生き物を殺し、生活のために自然を破壊している

 

自分には関係ない話だ。食べるときはいただきますと言っている。そんなことを思っていた。

 

投げかけたものが返ってくるという人の言葉を信じたこともあったけど、投げかけたものが返ってくるなら、たくさんの命を犠牲にした人類はもっと不幸になっているはずだ

 

そんな人類の一端の私が良い人間というのはありえるのだろうか。

 

そんなことを抜きにしても、心ではこいつは汚い、こいつムカつくと思ったり、たばこを平気でぷかぷか吸ったり、食べ物を平気で粗末にしたり、そんな人間ができた人間だろうか。

 

全く自分というものが見えてないのかもしれない。自分のことは棚にあげ、人を責める。心のなかで思っているだけで、言葉にはしていないので、あの人達よりかはいくらかましだと思う。

 

そんなできた自分でいたかったのは、劣等感やギャンブル依存性で家族に迷惑をかけた罪悪感からかもしれない。

 

青二才だったのかもしれない。

 

向上、成長することで、良い人格の人間になれるかもしれない。

 

そう思ったけど、良い人格とは本などに出てくる品行方正な人間ではなく、素直に自分はできた人間ではない、悪いやつだと認めた人かもしれない。

 

これからも貪欲に人間力を求めていきたいと思う。

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。