逆算のお客さん

時間は未来から過去に流れている。

 

時々聞く言葉ですが、あまり府に落ちませんでした。

 

しかし、今日またこの言葉を聞いて、府に落ちたことがありました。

 

人生は逆算して作られているのではないか。

 

死ぬ姿を決めて、そこから逆算して産まれるまでを決めていく。

 

生きてる現在は、決めたそれを逆に産まれた側からなぞってるにすぎない。

 

そう考えると未来が決まってることにも納得がいくし、時間が未来から過去に流れているのも分かる。

 

現在は、過去につじつまが合うように、未来が作られていく。

 

そう考えると、生きてる現在は、過去がベースで未来がそれに合わせて変わっていく感覚になる。

 

この未来だからこういう過去になったんだとなっていく。

 

未来は無限の可能性ではない。すでに通りすぎた道を戻ってるとも言える。

 

死から誕生まで作っていき、誕生から死まで生きていく。

 

それが旅路、それが大事。

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。