新 ギャンブル依存症克服物語②

その友達は、逃げるときに、僕のカードゲームのデッキも盗んでました。

 

ぼくは、母親にそのことを相談したのですが、喧嘩していた友達を普通に家に呼び入れたところを、友達がピンポンして勝手にやってきたということにして話しました。

 

すると母親と担任の先生は私が嘘をついたということに怒りました。

 

子ども心に嘘ついたのは悪かったけど、友達に噛まれたぼくの気持ちや、カード盗まれたぼくの気持ちはどうなるの?と思いました。

 

ここがぼくの母親への不信感のはじまりだったかもしれません。

 

小学生のころは、一人で家で過ごすことが多く、一人家でテレビドラマのフードファイトをみてたら、長嶋茂雄の病気のテロップが流れてびっくりして、働いている母親へ電話してみたりしたのを覚えてます。

 

あとひとつは、学校から帰るとたまたま野球の西武戦がやってて、その時はなぜか応援に力が入って、松井稼頭央の打席で、ホームラン打てー頑張れーと全力で応援したら本当にその打席でホームランを打って興奮したのを覚えてます。

 

これが後のギャンブルにつながる、興奮の第一体験だったと思います。

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。