ギャンブル依存症の治療の過程⑭最後の入院

入院した僕は隔離室へと入れられました。


しかしそこは沖縄のときと違って独房みたいではなくただ何にもない部屋でした。


僕はそこで日中ずっと歩き回っていました。


最初のほうは興奮していたのでスタッフに暴言をはいたりしていました。


薬は前に主治医から提案してもらっていた注射のことを思い出して注射に変えてもらいました。


ある時いつものように部屋の中を歩き回っていると、自分がギャンブルを心の底からやめてたいと思ってないことに気づきました。


神様も信じてないし、僕は大嘘つきものだと思いました。


そうおもった瞬間、、僕は仏様に救われてた感覚を得ました。


なんともいえない感謝につつまれてぼくはずっとありがとう、ありがとうって言っていました


僕はこの時のことを他力本願あみだ様と呼んでいます。


そんなこともありつつだんだん薬で落ち着いてきた僕は、徐々に隔離室から大部屋に移動していきました。


大部屋で最初はイライラすることもあったのですが、だんだん慣れてきてそのうち退院となりました。


そして元のグループホームに戻り、現在でやっと一年すぎたところです。


入院も細かいの含めると10回しました。グループホームも5回目です。


いろいろあったけどいまは治療してよかったなと思えています。


誘惑や失敗もあるけど、これからもギャンブルのないおだやかな生活をしていきたいです。


読んでいただきありがとうございました。




おわり



まとめ

ギャンブル依存症克服体験談【まとめ】 - ギャンブル依存症克服、彰悟のブログ

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。