そうして神奈川の薮田のもとへ来た笑悟でしたが、思いのほか薮田はすんなり僕を受け入れてくれました。しかしここでもスロットは止まらず、日中はスロットのストリートファイターを打って、帰ってきたらゲームのストリートファイターをやるという生活を繰り返していました。
最初のほうは働くために面接にいくとかいっていたのですが、それも形だけになり次第にいかなくなりました。せめて生活費はいれようとのことで生活費を入れていたのですが、お金に困ってくるとその生活費を使いこんだりしていました。
このころになると消費者金融でかりれるお金も上限に達していき、お金に困ることも多くなってきました。
このころは、またお笑い芸人になりたいなあという気持ちもふつふつとでてきて、薮田とネタを考えたりしてたのですが、スロットの欲には抗えませんでした。
何もいわれないまでも、次第にバツがわるくなり薮田の家も居づらくなってきました。
そうしてそろそろお金がなくなってきたところで、もうほとぼりは冷めただろうと、福岡の実家に帰ることにするのでした。。。続く
まとめ