そうやって何食わぬ顔で福岡にもどってきた笑悟でしたが、あんのじょう父親には怒られました。一回出て行ったのなら貫けみたいにいわれた覚えがあります。そうしてとにかく働いて借金を返すことを条件にもう一度実家に戻ることができました。
しかし、まったく働く気がなかった僕は、昔勝っていたパチンコ店へ通うえせパチプロ生活がはじまります。毎朝9時に起きてはパチンコ屋へ向かう生活をしていました。調子よく勝ててこの生活がずっと続いたら人生楽しいなあと思っていました。
良い台をたくさんとれたのもあって1ケ月ほどでたまっていた借金の50万ぐらいを返済することができました。友達にかわりに打ってもらう代うちみたいなこともして着々とエセプロを歩み始めました。
しかしでだんだんやっていくうちにつれて、パチンコで食っていくのは難しいと感じ始めました。一か月で20万ぐらい勝つには計算的に3日に1回良い台をつかまなくちゃいけないみたいにだんだんとハードルの高さがわかってきました。
そんなんもあり、親から働けというのも重なり、僕は実家の会社で働くことになりました。お金は親が管理することになりましたが、不満たらたら、給料日になったらお金を催促して、その日のうちにパチンコにつかってしまってました。程よく借金を返済したところで、また隠れてカードを再発行するなどして親を悲しませました。母親からは何度も裏切られたといわれます。
そしてそのころから家のものを売るという行為も始まりました。兄や妹のゲームばあちゃんの財布からお金などを盗むようになっていきました。ゲームをうったたった3000円ぐらいですぐにパチンコに使っては後悔していました。
しかし、こういうことを繰り返していくうちにもっと後悔するできごとが起こるのでした。。。続く
まとめ