ギャンブル依存症になるまで⑦福岡編

さて福岡に戻った彰悟ですが、うつ真っ只中です。心のドアが閉ざしたみたいなかんじで、いろんなことに感情がわきません。頭もいつも重たい感じです。

 

そんなところの自分の感情を上げてくれたのが、スロットでした。

スロットしていたらうつの苦しみが和らぐ気がしていました。

大阪のお父ちゃんに貸した10万が返ってくるのと、大阪時代にためた貯金があったので金銭的にはまだ余裕がありました。

 

そのころから麻雀もするようになり、友達の金宮くん(仮名)のバイト先のカラオケ屋にいってただで過ごし、おわったら一緒に麻雀をするという生活をしていました。

 

しかしハイペースでお金を使い続けたので、次第に貯金もなくなり、気づいたら消費者金融で借金をしていました。最初の借金をパチンコで溶かした日は、河川敷のほとりでお酒を飲んでなんてことをしてしまったんだろうと頭を抱えていましたが、それも次第に慣れていき、銀行感覚でお金をおろすようになっていきました。

 

そっからずるずる打ち方もテキトーになっていきとりあえず打ちたい台をうつみたいになってきて負けが加速していきます

 

そうやって借金していた僕ですが、最初のほうは利子を返済して実家に催促が届かないようにしてたのですが、次第に支払いも滞るようになり、いつしか家族に借金のことがばれてしまいました。

 

借金をしった父親にとにかく働いて返せといわれました。

しかし僕は、うつでまったく働く気持ちになれませんでした。

しかし家族は働けとしきりにいってくるので、何軒か働きにいってはほっぽり出してやめるってのをくりかえしていました。

 

そのうち家にも居づらくなり、僕は高校時代の友達の薮田(仮名)がいる神奈川県に旅立つのでした。。。続く

 

まとめ

ギャンブル依存症克服体験談【まとめ】 - ギャンブル依存症克服、彰悟のブログ

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。