ギャンブル依存症になるまで⑱ホスト編

ホストをしはじめて三か月ぐらいがだったころ、店は売り上げが上がってないということで、夜の部から朝の部へ変更ということになりました。

朝の部になって役職の人も二人ほど追加されて、いままでの緩い環境から厳しい環境に代わっていきました。

ギャンブルのほうはどうだったかというと、竜ヶ峰(キムタク)に連れられてキャバクラに行った後に、裏カジノを紹介されました。裏カジノは普段お店にはおいてない四号機の台などがおいてあったりしました。駄菓子や食事も食べ放題だったのでギャンブル好きの僕は一目ではまってしまいました。一人で行くようになるのも時間がかからず、一日で30万以上勝つこともありましたが、負ける額もでかくお金はあっという間に無くなっていきました。

仕事のほうでもやっと一人お客さんがついたのはいいのですが、好きでもない人にやさしくするというのができなくて、なんだかウソをついてだましているような感じがして引け目をもっていました。

二日酔いもひどかったこともありだんだん仕事がきつくなってきて病んだような状態になってきて、半年過ぎたあたりで仕事をほっぽりだしました。

当時仕事かプライベートかもわからず付き合ってた女の子のうちに泊まることができていたのですが、何日もしてホストじゃなくなった僕はある日、泊まるところがない、このままだと外で過ごさないかんとメールしたところ、外は寒いから風邪ひかないようにねとだけいわれたのはショックでした。

社長には一方的にやめますとだけメールしたので、怒りの返信が返ってきていたのですが、最終的にはお前も女をつくるようになったかといっていました。

寒空のなか野宿しようとしたのですが11月くらいだったので、そんな根性もなく親に電話したところ、大阪時代に助けてくれた知り合いが今は東京にいるのでまた助けてもらいにタクシーでその人のところに向かいました。

振り返ると自業自得のことがたくさんで周りにいろいろ助けてもらったのを感じます。。。続く

まとめ

ギャンブル依存症克服体験談【まとめ】 - ギャンブル依存症克服、彰悟のブログ

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。