ギャンブル依存症の診断基準ってあるの?

みなさんの中で自分は依存症なのかと悩んでいる人もいると思います。今日はそんな人たちに向けてどういう人がギャンブル依存症なのかという判断基準について解説していきます。


ここではギャンブル依存症で7年苦しみ、そして治療を5年間続けた笑悟が、個人の見解や今まで聞いてきた情報などから判断基準を明確にしていきたいと思います。


これを読んだ読者のかたが自分が依存症なのか判断できるようになり、治療につながってもらえると幸いです。実際僕も依存症真っ只中の時は自分が依存症だとは思いもしなくて、母親からあんたギャンブル依存症よと言われたのがきっかけだったのでこの記事も誰かが依存症と自覚できるような記事にしたいと思ってます。



■ギャンブル依存症の診断基準ってあるの?

□1-1.医学的見解
□1-2.筆者の個人的見解
□1-3.依存症診断チェックシート



□1ー1.医学的見解
一般的にお医者さんがギャンブル依存症かそうでないかを分けるポイントは生活に支障がでているかどうかだといわれています。借金などが大きな特徴です。

さらにギャンブルの場合は少ないのですが、やめたときにイライラや感情の起伏などの離脱症状がでるかどうかも判断基準といわれています。

実際にギャンブル依存症はアメリカの精神医学会による精神疾患のマニュアルであるDSM-5では、ギャンブル障害として一つの病気であると判断されています。

よくある依存症の誤解で意志が弱いからだとか性格の問題だとかは間違いとされています。



□1-2.筆者の個人的見解
僕自身が依存症となって思うことは、まずギャンブルを止めようとどんだけ必死に思っても止まらないということです。これが一つの大きな特徴です。そして次にウソをつくことが多いということです。振り返ってみると日常的にウソをつくことが多かったです。いま依存症じゃないかと疑っている人も自分が日常的にウソをついていないか確認してみてください。

そしてウソをつくのが日常的になっていた僕は、いまになってみたら苦しかったとわかるのですが当時はそれが苦しいことだとはわかっていなかったんです。なのでいま依存症かどうか悩んでいる人に知ってほしいのは、依存症であるなしにかかわらず正直になって楽になるなら勇気をもって正直になったほうがいいと思います。



僕自身、ギャンブル真っ只中の時に一度自助グループにつながったのですが、周囲の言葉に聞く耳もたずでその後何年間か苦しんでしまいました。そうならないためにも自分が依存症だと早めに自覚することをおすすめします。



□1-3.依存症診断チェックシート

病院や自助グループで使われている、ギャンブル依存症のチェックシートの20の質問というものがあります。はいかいいえでこたえて7つ以上当てはまったら依存症の可能性が高いというものです。実際にリンクをはっておきます。

20の質問-GA日本ホームページ



■依存症と自覚したらどうしたらいいのか


□2-1.治療をすすめます
□2-2.それでもやめたくない人へ




□2-1.治療をすすめます

依存症という病気が進行していくとどうなるかご存じですか?


依存症が進行していきつく先は、犯罪者かホームレスか死と言われています。なので依存症と気づいたからには治療を強くおすすめします。手遅れになってからではもう遅いんです。参考までに過去に書いた治療の方法の記事を載せておきます。どれでもいいので行動に移してもらえたら幸いです。

【依存症当事者が語る】依存症の治し方 - ギャンブル依存症克服、彰悟のブログ





□2-2.それでもやめたくない方へ

それでも辞めたくない方ももしかしたらいるかもしれません。ただどこかでギャンブル依存症は死に至る病だということを覚えておいてください。あなたが本当にこころの底から辞めたいと思った時には、いろんな治療法があるということを忘れないでください。



ギャンブルをやめてもいいことないと思う方もいるかもしれませんが、それはそれで穏やかな日々があったりします。ギャンブル依存で苦しんでいるかたの何か力になれたらいいなと思ってます。読んでいただきありがとうございました。

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。