ギャンブル依存症になるまで⑩放浪編

家のものを盗んで売るを繰り返してた僕は、ある時とうとう親に勘当される日がきました。妹のゲームを売ったのがきっかけでした。父親は激しく怒り家から出て行けといわれました。

自分のやったことなので仕方ないとは思いましたが、許されなくてもいいので、精一杯謝ろうと思い、家族の前で頭を下げました。それをみた父からは「何をやってもパフォーマンスにしか見えん」といわれました。全力で本心から謝ったのでショックでした。

そっから家を出ることになるのですが、その時に家族に捨てられたという気持ちが強く5年以上たった今でも大きな心の傷です。依存症が生み出すものは、周りも自分も心の傷ばかりです。それでもなおスロットは止まらないのだから悲しい病です。

一度ひびがはいった家族とはそれから依存症の治療をして仲直りしたとしてもお互いの心の中にどこか過去の思いが残っているので、昔のように元通りとはなりません。これが僕の経験です。

そうして家をでて、泣きながらなんとか泊まる場所を探すのでした。。。続く

まとめ

ギャンブル依存症克服体験談【まとめ】 - ギャンブル依存症克服、彰悟のブログ

ギャンブル依存症克服体験談をもとに会話ベースで小説風に仕上げてみました。